塾全般– category –
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「割合」の落とし穴あるいは柔軟な指導
多くの生徒にとって小学5年生の算数で勉強する「割合」が大きな関門であることは、指導する側にとって、またそこを経由した保護者の方々にとっては強く実感されるところだ。割合は5年以後も様様な形で勉強の中に登場するが、私の体感では中高生でも半分く... -
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密着指導の行方~21年度終了~
本日の都立入試発表をもって高校入試のスケジュールはすべて終了した。大学入試もほぼ終了し、進学塾Uineの2021年度は一つの区切りを見たこととなる。 毎年のことだが、生徒の合格はうれしいし、不合格は身を切られるように辛い。そしてそれらの内奥にある... -
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定期テストの困難あるいは理解力とプライド
定期テストで点数がとれない理由にはいろいろある。ここではその根本要因というか、最も解決に時間がかかる理解力の不足に焦点を当てて考えてみたい。 理解力の不足の前に(いつもの長い前置き)、一般的な定期テストの不振要因を挙げてみると、「勉強時間... -
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やり残した思い
22日の都立入試をもって20年度の高校入試スケジュールはすべて終了した。3月2日の発表まで、生徒も保護者の方も落ち着かない日々を過ごしているだろう。もちろん私も、27回目の受験だからといって泰然自若などとなるわけもなく、毎日、毎時間、今この瞬間... -
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「合格」は誰のもの?
入試の結果がほぼ出揃った。SNSでも「合格」の2文字が躍り、昂揚感がPCやスマホの画面からも伝わってくる。「合格」の与えてくれる満ち足りた気持ちは、何とも形容しがたい。十全の肯定感と、戴冠して玉座に座るかのような、この世のすべての満足を手にし... -
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「忘れる」ことと「厳しさ」と
よく「厳しい指導」というが、その厳しさはさまざまだ。宿題や課題が多いことを厳しいということもあるだろうし、塾の様々なルールに対して罰則を設けたりすることを厳しさということもあるだろう。 進学塾Uineも地域では「厳しい」という評判をいただいて... -
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試験勉強会あるいは感応する力
二期制の墨田区は多く今月中旬に後期中間テストを迎える。中3生はこのテストをもって内申が決定するので大切なテストだ。もちろん、中1にとってはそろそろ固まり始める勉強方法と結果に対して意識的に臨むべきテストだし、中2は夏前後から一気に難しくなっ...