塾長ブログ
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9:30~22:00→8:00~22:00の意識
表題は高3生が提出する、夏期講習中の出席予定時間のことである。進学塾Uineの高3生は原則として毎日来塾して自習室でそれぞれの演習を行う(そこに適宜授業が入る)が、夏期講習中は学校がないので大抵の生徒は特に指示をしなくても毎日9:30~22:00の... -
「成績爆上げ」
塾の広告その他で「定期テスト○○点アップ!」「5教科□□□点→○○○点へ!」的な「爆上げアピール」はよくある。偏差値でなく定期テストの点数であることには我々にとっては自明の理屈があるが、外から見る方にとっては、とりあえず点数がアップしているのは大... -
「めんどくさいスイッチ」
表題はもちろん、やる気が出るボタンを押す的な塾のコピーをもじったものだ(字余りだけど)。断っておくと、あのコピーは経営的にもそうだが、勉強の本質をもついた優れたものだと思う。確かに、そこを押せば瞬時にやる気が生まれる魔法のスイッチなどな... -
もっと言葉の力を
繰り返し書いていることだが、小中学生の勉強でもっとも重要なのは言葉の力だ。「読んで理解し表現する」が言葉の力だとすれば、それと学力とはかなりの相関がある。ざっくり言えば、言葉の力がある生徒はやればやっただけ成績は伸びる。こういう生徒の学... -
補習について
小中学生の指導において、進学塾Uineは「補習」の名目で授業外の指導をすることが多い。これについては自分自身、運用に悩みもあるところなのだが、それも含めて現状について整理してみたいと思う(このエントリーは新入塾のご家庭に対する補習の説明を兼... -
行事と塾、あるいは「理不尽」と説明の力
運動会、修学旅行(帰京日)、文化祭等の行事と塾の授業が重なったときに通塾をどうするかは、御家庭、また我々塾においても、子育ての姿勢や教育観が如実に表れると言ってよい。 行事で疲れているから塾は休む?それとも疲れていても授業があるのだから行... -
「割合」の落とし穴あるいは柔軟な指導
多くの生徒にとって小学5年生の算数で勉強する「割合」が大きな関門であることは、指導する側にとって、またそこを経由した保護者の方々にとっては強く実感されるところだ。割合は5年以後も様様な形で勉強の中に登場するが、私の体感では中高生でも半分く... -
密着指導の行方~21年度終了~
本日の都立入試発表をもって高校入試のスケジュールはすべて終了した。大学入試もほぼ終了し、進学塾Uineの2021年度は一つの区切りを見たこととなる。 毎年のことだが、生徒の合格はうれしいし、不合格は身を切られるように辛い。そしてそれらの内奥にある... -
定期テストの困難あるいは理解力とプライド
定期テストで点数がとれない理由にはいろいろある。ここではその根本要因というか、最も解決に時間がかかる理解力の不足に焦点を当てて考えてみたい。 理解力の不足の前に(いつもの長い前置き)、一般的な定期テストの不振要因を挙げてみると、「勉強時間... -
やり残した思い
22日の都立入試をもって20年度の高校入試スケジュールはすべて終了した。3月2日の発表まで、生徒も保護者の方も落ち着かない日々を過ごしているだろう。もちろん私も、27回目の受験だからといって泰然自若などとなるわけもなく、毎日、毎時間、今この瞬間...