合格体験記~慶應義塾大学編~

慶應大学に合格したAさんが合格体験記を書いてくれたので紹介したい。Aさんは進学塾Uineが開校した2011年3月に新小学4年生として入塾してくれた、入塾順で言うと2番目の「古参」である。小学校時代はヘルメットをかぶり、小さな身体で小さな自転車に乗り休まず通ってくれた。小学校の卒業時には「先生、中学では1番にしてください!」と言ったことを今でも覚えている。その意欲通りに中学時代は地元中で常に学年1位を争い、高校は都立新宿高校に進学。ここでも高校生活をエンジョイしながら優秀な成績を修め、大学受験体制をスタートしてからは慶應を第1志望に据えて勉強に邁進した。その過程の一端は以下の体験記をご覧いただければと思う。

Aさんは進学塾Uineが目標とする「自分で考えてする勉強」のもと地元小学校~地元中学~都立上位校と進み、そこから難関大学に合格するという1つの理想を体現してくれた。9年間、常に私の誇りであり、仕事における私の力を奮い立たせてくれた生徒だった。このような生徒を第一志望の大学に送り出すことができ、肩の荷が下りた思いがする。

目次

【慶應義塾大学 合格体験記】

私が進学塾Uineに入塾したのは小学4年生の初めでした。小学校の時にどんな勉強をしたかはもうはっきりと覚えていません(笑)が、100マス計算などを一生懸命取り組んだ記憶があります。

中学生の時はとにかく先生の言う通りの勉強メニューをこなし、毎日コツコツと勉強しました。日々の小テストを手を抜かずに取り組んだことで周りとの差をつけられたように感じます。定期テストでも先生の指導に従って勉強を続け、何度も学年1位を取ることができました。

高校の第1志望は都立新宿高校に決め、中3の4月から受験を意識した勉強を始めました。新宿高校は自校作成校で数学や英語が難しかったですが、塾の自校作成対策講座を受講したことで難なく対応することができました。

進学塾Uineの勉強は物量作戦ではなく、思考力を底から鍛え上げます。分からなくて質問してもすぐに答えを教えてくれることは基本ありません。自分の限界まで考えてそれでも分からなかった時に初めて教えてくれます。そのため思考力付き、応用的な問題にもしっかり太刀打ちできる実力をつけることができました。自分でいかに発想できるか。これは本当に重要だと思います。入試本番は1人で戦わないといけないし、高校の勉強は中学と比べて学習範囲が膨大になり、物量作戦が通用しなくなるからです。

ここからは私の大学入試について話そうと思います。高2の冬休みに先生から「受験勉強は前倒しでやっておいた方が絶対いいよ。」と言われたことがきっかけで大学受験に気持ちを切り替えました。塾の非常勤の先生に慶應大学出身の方がいて慶應に強い憧れをもっていたので、絶対に現役で慶應大学に合格すると心に決めました。それまでは学校と塾の課題意外に特別な勉強はしていませんでしたが、本格的な日本史や英語の勉強に取り掛かりました。

受験勉強を始めてからは学校の時間以外は塾でずっと勉強しました。先生が土日も朝から夜まで塾をあけてくれ、自習室も開放してくれたので抜群の勉強環境でしたし、Uineに通う友達もみんな塾で朝から晩まで勉強しているのでそれもいい刺激になりました。

慶應の一般入試は小論文があります。これには中々苦戦し、初めは中々書けず制限時間の倍以上かけてやっとマスが埋められる程度でした。しかし、先生がピックアップした過去問で「合格答案」の評価が出るまでひたすら書き直しを続けた結果、徐々によいものが書けるようになりました。11月位から小論文に時間を取られ英語や日本史に割ける時間が減りましたが、受験勉強を前倒しでやったアドバンテージがあると思えたことが焦り防止につながったと思います。特に受験の直前期に毎日小論文の解説をしてもらったことは本当に効果的でした。いわゆる「書ける感覚」を持って入試に臨めましたし、その時解説してもらったものと類似の設問が実際に入試にも出たんです!

2月の始めから入試が始まりました。2週間半ほど入試が続く中では精神的に本当に辛い時もありました。ある日の試験では、終わって1人で電車に乗ってる時「あの問題、間違えたな。あの1問のせいで落ちたらどうしよう。」など悪いふうにばかり考えてしまい、泣きそうになったこともありました。しかし、悪いことばかり考えていても何の得もありません。今までの受験生活で頑張ってきたことを自信に変えて頑張ろうと自分を奮い立たせました。

思えばこの1年、学校がない日は1日14時間以上勉強したし、友達との約束もほとんど断った。大好きなバラエティ番組も全く見なかった。何十冊もの参考書をボロボロになるまでやりこみ、浪人生しか手が回らないことが多い日本史の用語集や英検1級の単語帳も全部暗記した。慶應の過去問も計30年以上やった。模試でもA判定を何度も出せた―ここまでやってきたので、入試直前は自分を信じてもいいんじゃないかなと思えるようになりました。

慶應入試は緊張したというよりもむしろ楽しめました。やはり、今までやってきたという事実は1番の自信になるものです。リラックスして自分の力を最大限に出す、それだけを意識しました。入試本番、スラスラと問題が解けて、今までの努力が今この瞬間に生きてるということを本当に実感しました。


迎えた合格発表。本当にドキドキしました。10時に発表だったのでギリギリに起きようかなと思っていたら8時半くらいに起きてしまって、待ってる間は気が気じゃありませんでした。スマホで合否確認ボタンを押して合格の文字が目に飛び込んで来た時は本当に嬉しかったです。あの気持ちの高揚は生涯忘れないと思います。結果を塾にすぐに報告したら電話越しに先生がとても喜んでくれて、さらに嬉しくなりました。

慶應大学合格の要因には自分の努力もありますが、何よりも私を支えてくれた塾の存在が大きかったと思います。大晦日もお正月も自習室を解放してくれたりと最高の勉強環境が整っていましたし、また先生は毎日必ず励ましの言葉をかけてくれ、精神的にも強くサポートしてくれました。塾が全力で支えてくれたことが私の毎日の勉強の活力になった、これは間違いないです。

進学塾Uineのように勉強を熱心に見てくれるだけでなく、精神的にもサポートしてくれる生徒思いな塾は他にないと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる